【叱るのダメ】犬がトイレのしつけに失敗したときの正しい対処法
私も経験がありますが、初めて犬を飼う人がやってしまいがちなミスとして、しつけをして犬が言った通りにできないと怒ってしまうことです。
確かに訓練法の1つに悪いことをしたら口を押さえてけ叩くなど恐怖心を与え服従させる方法もあるそうですが、ペットとして信頼関係が築けるのかというと私は疑問です。
私が信頼しているトレーニング方法は叱るのではなく褒めて伸ばし、トイレなどのしつけで愛犬が上手く出来なくても叱るのではなく、だまって片付け再チャレンジさせるというやり方です。
今回は、犬がトイレのしつけに失敗した時の正しい対処法を紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
失敗しても叱らない
もう、この1文だけ読んで頂ければ読み進めてもらえなくても良いのですが(笑)、トイレのしつけをして犬が飼い主が決めた場所以外で排泄するなど失敗しても決して叱ってはいけないということです。
なぜかというとまず、犬は人間と違って言語を理解して行動を判断できる程脳の構造が発達していないため、言語を使って叱っても「わかりました」とはなりません。
さらに大きな声を出したり怒っている様子を見ると犬は「恐怖」を感じ、
「排泄=悪いこと」と捉え、飼い主の見ていないところでトイレをしようとします。
隠れて排泄するだけでなく食糞してしまうこともあるので犬の精神上、健康上どちらにとってもよくありません。
褒めて伸ばす
どっかの塾の標語みたいですが、犬は褒めて伸ばします。
といっても失敗しても励ましたりするのではなく、トイレを失敗した時は無視をし、犬に見られないようにすみやかに片付けます。
臭いが残ってしまうとまた同じ場所にしてしまうことがありますので消臭剤を使用し臭いを消してください。
基本は上手く出来たときのみすぐ褒めましょう。
“すぐ”というのが大切で、犬はいつまでも覚えていないため「今自分がした行動が褒められる良いことなんだな」ということを飼い主である私たちが覚えさせます。
このように成功体験を重ねることにより犬は「ここで排泄すると褒められるから繰り返そう」と行動を覚え結果的にトイレのしつけが成功したことになるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
犬は叱ってしつける方法もありますが、犬の脳のしくみや習性をうまく利用し褒めることを繰り返し行動自体を記憶させてしつける方法もあります。
実際にどちらのパターンに当てはまる書籍やDVDが販売されています。
ですので、最終的にはどちらの方法が自分や飼い犬に合っているかを基準に選択すると良いですが、私が推薦するのは今回ご紹介した方法ですので、共感していただけたのであれば幸いです。
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