【トイプードル】カットの種類人気ランキングベスト7
トイプードルをほどカットのバリエーションが多い犬種もいません。
特にカットをしないナチュラルなスタイルでも十分可愛いのですが、ちょっと手を掛けてトリミングサロンでカットして貰えばいつもとはまた少し違った雰囲気になるかもしれません。
せっかくなのでどんなカットの種類があるのかトイプードル人気カットバリエーションランキングを紹介しましょう。
ぜひ参考にしてみて下さい。
もくじ(タッチすると移動します)
1位 テディベア
言わずと知れたテディベアカット。
特徴は顔の毛を剃らずに残しテディベアのように全体が丸くなるように整えます。
カット自体はどのサロンでもできますが、実は似合う子とイマイチなケースがあります。
なぜ、同じカットなのになんか雑誌で見た可愛い感じと違うと感じる理由は顔の骨格がその子によって異なるからです。
一般的なトイプードルの顔の骨格で特徴的なのはマズルが真っ直ぐで長いこと。
マズルとは人間でいえば鼻にあたる部分を指します。
そしてテディベアカットが似合うこと言うのはマズル(鼻)が短めの子です。
パグやフレンチブルドッグなどの思い出してもらうとわかりやすいと思いますが鼻が短ければ顔全体として丸く見えます。
なので、マズル(鼻)が長い子よりは短い子の方がカットした時に顔が丸くなりやすいのでテディベアっぽく見える傾向が強いんですね。
ですがトリマーの腕次第で変わってくると思いますので一度自分の飼っている子が似合うか相談してみると良いと思います。
2位 ラム&ケネル
引用元http://poodle-purely.blogspot.jp/2013_02_01_archive.html
テディベアカットが誕生する前のトイプードルの人気カットがラム&ケネルカットでした。
ラム&ケネルとはどういう意味かと言うと子羊のようなスタイルで犬舎で(扱いやすい)と言った意味があります。
顔と足の毛が剃られていてその他頭や首の部分は特に伸ばさないでおくのが特徴です。
元々カットとは実利的な役割があり、顔や足など汚れやすい部分だけをカットしておけば管理がしやすいというブリーダー業界から生まれたものです。
ショーに出る場合は鶏冠(トサカ)のように前髪をセットしたりするため汚れたりしないように保護するなど気を使わなければならないのですがショードックを引退した犬や繁殖目的の犬の場合はその必要がないからです。
このように“人気”というとファッションとしての需要があるという意味だけでなく管理面での扱いやすいさによる需要も指します。
3位 ピーナッツ
引用元http://peco-japan.com/1531
写真を見て貰うとわかると思いますが、頭と顔の部分を繋げて見ると数字の8に似たピーナッツを縦にした感じに見えませんか?
頭は丸く、鼻の周りを少し剃ってくびれを入れる感じにカットします。
似たカットにムスタッシュというスタイルがありますが、これは鼻周りだけを残して後は顔剃りをするカット方法なのでピーナッツカットよりは少しさっぱりした感じになります。
しかし、どのくらい剃るかの問題なのでピーナッツカットとムスタッシュの境目は曖昧です。
1位のテディベアは見た目は可愛いですが口周りがどうしても汚れてしまうので衛生面では少しすっきりしつつ可愛らしさを残したピーナッツカットはいいとこどりですね。
4位 アフロ
引用元http://hundehuttetri.jugem.jp/?eid=136
これは説明するまでもなく頭を膨らました“アフロヘア―”を真似たカットです。
ビションフリーゼ風というビションフリーゼ独特のカットスタイルを真似たスタイルもあるのですが、基本は頭の毛を伸ばした状態にしておいて丸く膨らませるのが特徴です。
テディベアに飽きた方やアフリカンカルチャーがが好きな飼い主さんにはオススメです。
5位 トップノット
引用元http://hitsujidarake.blog.fc2.com/blog-entry-500.html
カット方法というより長く伸ばした頭の毛をリボンやエクステが付けられるようにしたスタイルのことで、マルチーズのトップノットは昔から有名。
顔がキュッと全面に出る感じなので流行のテディベアとは正反対のスタイルですが顔や足や背中の部分を刈り上げるコンチネンタルクリップやイングリッシュサドルクリップのようなことを意味するわけではありません。
顔を出す方が可愛いのか熊のように仕上げるのが可愛いのかなど好みの問題です。
番外編
コンチネンタル・クリップ
コンチネンタルクリップはショードッグやトイプードルが水中作業犬として活躍していたころの実利的な役割を果たしていたカット方法のことで、後ろ足から背中の毛を刈り上げ頭から胸にかけて毛を大きく膨らませるように整えるスタイル。
プードルは狩猟で落とした水鳥などを咥えて回収する作業犬であったことから足回りの毛は動きやすいように剃られ、冷たい水から心臓を守るために胸回りの毛が残されていたのが原型です。
イングリッシュ・サドル・クリップ
コンチネンタル・クリップに似ていますが、後ろ足の毛をブレスレットをはめているように2段に団子状に丸く残し、背中の毛も全て剃らず刈り込むスタイルです。
こちらもショードックとして認められているカット方法のひとつで、伝統的なスタイルです。
最近はショードッグ以外のペットとして飼われているワンちゃんでこのカットをしている子は見かけませんが、人気云々というよりもお金も掛かりますし、維持するには毎回定期的にカットに出さなければならないのでよっぽどこの伝統的なスタイルが好きな人では無い限り頼む人が少ないんだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
番外編でご紹介したドッグショーで規定されているコンチネンタル・クリップとイングリッシュ・サドル・クリップその他子犬に施すパピークリップ以外は特にこうしなければいけないという決まりはありません。
ペットとして飼う場合にはどんなスタイルでも良いので飼い主さんの好きなスタイルを選ぶといいでしょう。
でも、恐竜スタイルや蛍光色に染められたプードルはさすがに可哀想な気がします。。
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