犬のトイレでおしっこが飛び散ってしまうときの3つの対処法
せっかく室内でオシッコができるようにしつけても、なかなか上手にトイレシートの上でできず、周りの壁や床に飛び散ってしまうなんてことはよくあります。
今回はトイレ周りが汚れない3つの対処法を紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
トイレシート上で犬が回れるサイズを選ぶ
まず、一番簡単にできる方法はトイレシートのサイズを大きいものに変えることです。
小型犬の場合、ついついトイレトレーの大きさと犬のサイズが同じくらいのものを購入してしまうケースが見られますが、ご存知のように犬は用を足すときにクルクルと回ることがありますよね。
なので、自分の体と同サイズのトイレトレーをシートでは、どうしてもはみ出てしまうのです。
ですので、犬がシートの上に立った時にぐるりと1回転できるくらい余裕のあるサイズのトイレとトイレシートに変えてあげることをおすすめします。
取り敢えずこれでオシッコをが飛び散ることは少なくなるでしょう。
トイレの周り、壁際もトイレシートで囲む
部屋の真ん中にトレイを設置する人は少ないと思います。たいていの場合部屋の隅、壁際にトイレトレーを置きますよね。
しかし、オス犬はとりわけそうですがメス犬であってもオシッコが壁に飛び散ることは否めません。一見、トイレシートに向けてオシッコが下にされているように見えても微量の尿は上、横方向に飛び散っているのです。
なので、長い時間同じ場所にトイレがあれば当然徐々に壁も汚れてきます。臭いが染みつくことも当然考えられますよね。
こういったことを避けるためにはトイレシートを置いた壁側にL字型に柵を設置し、側面にトイレシートを洗濯ばさみ等で留めてトイレを囲んであげましょう。
そうすれば横方向への飛び散りを防ぐことができますね。
目標物を置く
オスの場合、オシッコをする際に足を上げてすると思います。
これはマーキング行動なので全てのオス犬が必ずしも足を上げてオシッコをするわけではないのでが、メス犬と比べればほとんど足をあげてオシッコをすると思います。
そうした場合、いくらトイレシートの上であってもオシッコが飛び散る確率は断然上がりますよね?いくら犬に足を上げちゃダメ!!と言葉で言ってもわかりません。
なので、ペットボトルにトイレシートを巻いた❝目標物❞を作りそれをトイレトレーの上に置いてあげれば犬はそれに向けてオシッコをします。(メス犬の場合はムリですが)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は犬がトイレ周りをオシッコで汚してしまう、床や壁に飛び散らせてしまうときの対処法についてお話しました。
犬は習性として寝床と離れた場所でトイレをします。
ペットショップなどのショーケースでは寝床もトイレも同じ場所にされているのでトイレの飛び散りについて気になりませんが、家で犬を飼う場合は同じ飼い方をしてはいけません。
あれは一時的に入っている場所なので同じような飼い方をしてしまうと犬もストレスになります。
なぜ犬が寝床とトイレを別々の離れた場所にするのかといえば自分の居場所がわからないようにする犬本来の防衛本能からきています。
ペットとして飼われるようになってもこのような犬の本能をうまく利用し、飼ってあげることが大切です。
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