室内犬にトイレのしつけをしたいなら犬の習性を利用しなさい!
“ダメ!!ここでしちゃ!”
“なんで言ってもわかってくれないの!!”
などなど、子犬にトイレのしつけをしようとしても失敗を繰り返してしまう犬初心者の皆さん。
ちゃんと犬の習性を利用していますか?
習性???
はい、“犬の習性”です。
犬はオオカミを祖先にもつ動物で「こういう行動パターンをする」という習性があるのですが、この習性をうまく利用すればトイレのしつけもスムーズに覚えさせることができます。早速見てきましょう。
犬の習性
犬の祖先であるオオカミは自分の巣(寝床)をきれいに保とうとする習性があります。
そのためトイレをするときはなるべく自分の巣から離れたところで排泄します。
いかがでしょう。この習性を利用すればトイレのしつけがあなたにも簡単に出来そうな気がしませんか?ハウス以外の決まった場所を犬に“トイレ”と認識させればいいわけです。
ではどのようにしつければいいのか具体的な方法は以下の記事を参考にして下さい。
⇒簡単!!初心者のための室内で飼う子犬【トイレのしつけ方法】
トイレをするタイミングとサイン
人間の赤ちゃんや幼児であれば、泣いたり、「シー」などトイレに行きたいサインがわかりますが、言葉を発さない犬のトイレのタイミングは私たち人間にはわかるのでしょうか?
その答えはYesです。
実は犬にもトイレのサインがあります。排泄のサインといいますが、具体的には以下のような状態のときが該当します。
タイミング
- 寝起き後すぐ
- 食事のあと
- 運動したあと
サイン
- そわそわして落ち着きがなくなる
- 歩き方がおかしい
- しゃがむ
- クンクンと床のニオイを嗅ぐ
- 同じ場所でクルクルと動き回る(排泄間近)
合図でトイレをさせることもできる
まずは、指定した場所でさせるトレーニングを習得させることが大前提ですが、
それがクリアできたら犬に合図をし、トイレをさせたいときにさせることも可能になります。
ここでは簡単に説明しますが犬がトイレをしそうなときに定番の合言葉である「ワンツー」や「シー」、「おしっこ」などを犬に向かって掛け声をし、その掛け声があるとトイレをするという風に行動を関連させて覚えさせます。
それを繰り返すことによって飼い主が合図をしたときにトイレが出来るようになるという仕組みです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
トイレのしつけをしたいなら犬が元々持っている習性を利用すれば誰でも簡単にしつけることができます。
犬は「すみませ~ん今からトイレにいってきます」とは言ってくれないので最初のうちは排泄のタイミングとサインに気が付かないこともあるかもしれません。
しかし、犬をよく観察しているとトイレが近いときの表情や歩き方の様子でなんとなくわかってくるので注意深く観察して覚えましょう。あなたにも出来ますよ!!
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