飼い主を威嚇して吠える犬に噛むクセをやめさせるしつけ方法
よその犬や知らない人を威嚇したり、吠えたり、時には噛み付こうとしたりなど凶暴な犬がいます。
これらの原因は恐怖だったり自分を守ろうとしていることが大半ですが、飼い主にさえも噛み付くなどをする行為があると、こちらはかなり問題です。
よく人間界でも可愛がっていた人に裏切られたりすると「飼い犬に噛まれた」なんて表現をしますが、まさに飼い主が飼い犬に噛まれてしまうようではコントロールできていないということなので、大変危険です!!
ですので、それをやめさせる方法を紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
飼い主を噛む原因
では、飼い主を噛む原因とはそもそも何なんでしょうか?
それは、主従関係が逆転していることが原因です。
主従関係が逆転してしまうのは飼い主と犬との間に信頼関係が築けていない、もしくは虐待などにより信頼関係が崩壊していることなどが原因です。
つまり犬にとって飼い主はリーダーではなく敵なんですね。
エサをもらっておいて敵にされては飼い主にこんなとって悲しいことはありませんが、原因は100%飼い主にありますのでまずは受け入れましょう。
飼い主の家族の中でリーダーがいない場合も犬が言うことを聞かないことがあります。つまり、人間を同等に見てしまっています。
噛むのをやめさせる方法
溺愛をやめる
このようなケースで犬が飼い主を噛んでくるのをやめさせるには、まず、飼い主が自分がリーダーであることを犬にわからせることからやり直します。
そのためには今やっている悪い習慣を直す必要があります。例えば、お犬様のように人間より先にご飯をあげたり必要以上に贅沢に育てる、溺愛するなど犬ありきの生活をやめることです。
人間に例えればすぐわかると思いますが、過保護に育てた子供はわがままに育って働かなかったり、親の年金を当てにするなどどうしようもなくなりますよね。
それと同じように考えれば犬を甘やかすことがどういうことかが少し理解できるのではないでしょうか。
ハンドリングを行う
ハンドリングとはいつどんなときでも飼い主が犬の体を触っても嫌がらないようにするしつけの一つです。
通常、エサを食べているときや足を触られると犬は嫌がって唸って怒ったり噛んだりしてきますが、ハンドリングに慣れている犬は嫌がりません。
ハンドリングの手順や方法はこちらを参考にして下さい。
手がつけられないならしつけ教室へ
あまりに凶暴になると人が飼うことさえ難しくなり、保健所で殺処分される犬もいます。
これはあきらかに犬の元々の性格ではなくそういう性格にしてしまった飼い主に責任があり犬がかわいそうです。
しかし、現実問題として人にけがをさせるようでは仕方ない解決方法でもあります。
飼い主がしつけをして直るような状況でないのであればまずはしつけ教室に相談しましょう。
しつけのプロに任せることによって改善することもありますので、飼い主ほかほかの人や犬に大きな危害を加えないうちに早く相談をしに行かれることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
犬が飼い主を噛むようになると飼っていること自体がストレスになりますし、犬にとっても良い環境ではありません。
繰り返しますが犬が噛むようになったのは犬自身の責任ではなく飼い主の責任ですのでまず、犬を甘やかす行為をやめ、ハンドリング等で信頼関係を取り戻し、それでも難しいようであればしつけの専門家に相談すると良いでしょう。
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