【危険】犬が散歩でグイグイ引っ張るのをやめさせるしつけ方法
よく、犬が息を切らしながら前足が浮いてしまうほど飼い主が持っているリードをグイグイと引っ張り、飼い主はやっとのことで引きずられながら散歩をしている光景を見かけることがあります。
小型犬であれば、まだ人間の方が力があるため耐えられますが、中型犬~大型犬であれば転んでしまいケガをしたり場合によっては他人に危害を加えるなど重大な事故に繋がりかねません。
今回はそんな悲惨なことが起こる前に、愛犬が散歩中にぐいぐい引っ張らないようにするしつけ方法について紹介したいと思います。
散歩前に運動させる
チワワなどの超小型犬を除き、中型犬~大型犬は15~30分程度の散歩では十分にエネルギーを消費することができません。
端的にいえば、歩いているだけでは足りないということですね。
そのため散歩の際に我先にと飼い主よりを引きずるようにグイグイ引っ張ってしまうのです。
このようにさせないためにはどうしたら良いのかというと、散歩前にボール遊びをさせたり、散歩コースのはじめに走らせるなどしてエネルギーを消費させてから散歩をします。
その上でリードを引っ張らせないしつけの練習をするのです。
しつけ方法
具体的にどのように行うのかというと、まず犬が引っ張ったら立ち止まって、犬が行きたい方向へは自由に行けないことを覚えさせます。
そして犬が引っ張るのをやめるまで根気よく待ちましょう。
犬が飼い主の方を振り返り寄ってくるなどしたらおやつをご褒美として与え褒めて下さい。
ここで根気よく待たないと犬は我が儘になるだけでいつまでたっても引っ張る癖は直りません。
しかし、このようにうまく犬が引っ張るのを止めない場合は以下の方法を取りましょう。
その場で回転する
犬が引っ張り飼い主が立ち止まっても一向にリードを引っ張り続けるならば、飼い主さんはその場で犬が行きたい方向とは逆にくるりと回転し、飼い主に付いて行かなければいけないことを教えます。
引き返す
また別の方法として、犬が引っ張り続けた場合、飼い主がブレーキをかけ犬が行きたい方向とは真逆の方向に引き返しましょう。
引っ張ったところで自分の行きたい方向へは行けないんだということを覚えさせます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
犬が散歩中にリードを引っ張ってしまって困る場合はまず、ボール遊びをさせたり、走らせることによりエネルギーを消費させてから引っ張らないトレーニングを始めること。
そのトレーニングを繰り返すことにより「リードを引っ張っても良いことがない、自分の思い通りにはならないんだ」と犬が認識するようになればおのずと引っ張らない犬に変化します。
犬の習性・行動をいかし正しいしつけをしましょう。
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