【抜け毛が少なく頭が良い】トイ・プードルの性格と飼い方
はじめて犬を飼う人のために人気犬種ランキングNO.1であるトイ・プードルの性格や飼い方について紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
性格
トイ・プードルの性格は愛くるしい見た目からもわかるように人好きで噛みつくことが少ない優しい性格です。
私も怒ったプードルを見たことはありますが、凶暴なトイ・プードルに出会ったことがありません。
またサーカスなでで玉乗りなどをしているプードルを見かけますが、大変頭が良いためしつけもしやすく初心者の人とってはとても飼いやすい犬種といって良いでしょう。
トイ・プードルは体高28センチ以下とプードルの中では小さいグループですが、ピョンピョン跳ねるように動き回る元気の良さがあり、一部の病気に気をつければ体も丈夫な犬種といえます。
また、マンションなど集合住宅で犬を飼う場合、気になるのが鳴き声による騒音だと思いますが、幸いトイ・プードルは無駄吠えが少ないのでこの点においても飼いやすいでしょう。
体の特徴
トイ・プードルは体高24~28センチくらいが標準体型とされており、オス3~6㎏、メス2~4㎏でプードルの4つの種類(スタンダード・ミディアム・ミニチュア・トイ)の中でもっとも小さいグループのプードルです。
※最近はティーカップ・プードルとかタイニー・プードルと呼ばれているさらに体が小さいプードルも注目を浴びていますがJKC(ジャパンケネルクラブ)では正式な犬種として公認されていません。
トイプードルが室内で飼いやすいと言われる理由の一つに「体毛が抜けにくい」性質があります。
抱いてみればわかるのですが、プードルの毛は羊の毛皮であるムートンの肌触りに似ており「サラッ」ではなく「クルクル」としています。
さらに体臭がきつくない点もポイントです。
毛色は10色
- ブラック
- ホワイト
- シルバー
- レッド
- アプリコット
- ブラウン
- グレー
- ブルー
- クリーム
- シルバーベージュ
歴史
プードルの歴史は大変長く、遡れば紀元前30年くらい前まで行ってしまうのですが、一般的にはドイツからフランスに渡って確立されていった鳥猟犬(ちょうりょうけん)と言われています。
主に狩猟で撃ち落とした鴨などを泳いで回収する仕事をしていました。
私たちの想像ではかわいいトイ・プードルが自分の体より大きい獲物を加えていたの?と驚きますが、実はそうではなくて元々プードルの祖先は大型犬でスタンダード・プードルがその当時活躍していたプードルの体型を引き継いでいます。
最近あまり見かけませんが、プードルのトリミングの一つに顔や胸の毛は残し、足とお尻の一部を刈り込む「クリップ」(以下写真)があります。
コンチネンタル・クリップ
16世紀になるとこの変わった風貌が貴族の間で人気になり、作業犬から愛玩犬に変わっていきます。
しかし、まだこの当時にはトイ・プードルは生まれていません。
トイ・プードルが登場するのはベルばらで有名なマリーアントワネットが活躍した18世紀に入ってからで、犬種改良によるプードルの小型化はこの当時から現在まで続いているのです。
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飼い方
トイ・プードルは性格はやさしく人なつこいですが動きは活発です。
そのため、ペットショップやブリーダーさんからおうちに迎え入れる時期の生後2~3ヶ月頃からトイレやハウス、エサのしつけなどを身につけられるようにトレーニングをはじめましょう。
トイ・プードルは記憶力がいいため犬をはじめて飼う初心者のあなたでも比較的容易にしつけることが可能です。
最近はお散歩に行かないでお部屋の中だけで飼われる人もいますが、できれば1日1~2回はお散歩に連れて行きましょう。お散歩に連れていくことで当然見ず知らずの人に出会い、他の犬にも会う機会があります。
人間と同じように色々なことを体験させることにより性格も友好的な性格になり、やはり部屋から一歩も出さない生活をさせたワンちゃんは神経質だったり臆病な性格になる傾向があります。
トイ・プードルは抜け毛が少ないのが良い点ですが、その代わり毛玉ができやすい欠点もあります。
なので毎日ブラッシングして上げることで清潔に保つことが出来ます。
まとめ
トイ・プードルは狩猟犬としての本能も持ち合わせていますが長らく愛玩犬として人のそばで飼われてきました。
そのため人慣れしており、人懐こい性格になりました。
はじめて犬を飼う人にとって大切なポイントは犬の性格が温和で、頭が良くしつけをしやすいことです。
飼い主のいうことを聞いてくれる性格とも言えますね。
そういった点でトイ・プードルは最適な犬種です。子どもともやさしく遊べるので初心者のあなたにはおすすめです。
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