【飼い主に従順!活発な小型の番犬】ポメラニアンの性格と飼い方
白いポメラニアンなどCMでも話題のポメラニアン。
犬に詳しくない人でもその名前は広く知られていますよね。
今回は名前は知られているけど人気に乗じて勢いで飼ってあとで後悔しないために、ポメラニアンの性格から飼い方までを詳しく解説したいと思います。
性格
つぶらな瞳で小さくて丸いポメラニアンは誰にでも人なつこく近寄って来そうな印象を受けると思いますが、実はその真反対の犬種です。
年配の方ならご存知かもしれませんが、ポメラニアンは臆病な性格のスピッツの系統なので元来、自分から人に寄ってくるタイプの犬種ではありません。
見ず知らずの人には小さい体でワンワン吠えることもありますが、その反面飼い主には従順であり番犬気質です。
またしつけも根気がいる点も覚えておきたいです。
体の特徴
体高20~20cm、体重1.8~2.3㎏でふわふわ、もこもこした被毛が特徴です。
下毛はやわらかく、上毛は粗い二層構造になっています。
毛色に関して、代表的な色はオレンジ(明るい茶色)ですが、その他ブラック、ブラウン、チョコレート、レッド、クリーム、オレンジ・セーブル、ウルフ・セーブル、ビーバー、ブルー、ホワイト、パーティ・カラー、ブラック・タンなどがあり犬種標準としては単色の方が良いとされています。
歴史
ドイツのポメラニア地方を起源とするスピッツ系の犬種の中では最小の犬種。
スピッツは白色であるが、ポメラニアンも元々はほとんど白色が多かったのですが17~19世紀にかけてどんどん小型化されていく中で現在のような大きさと毛色のバリエーションになりました。
ポメラニアンはイギリスのヴィクトリア女王が寵愛したことで愛玩犬としての人気が高まっていきイギリス・アメリカではペット、ショードックとして長く不動の人気を得るようになりました。
飼い方
体は小さいですが、活発な性格のため短時間の散歩や室内でゲージから出し遊ばせる必要があります。
性格に関して冒頭でも少し触れましたが見た目とは反対に見ず知らずの人や犬には警戒心をもつ神経質さをもっており、とても人なつこい犬種とはいえません。
特に初めて犬を飼う場合は上手くしつけが出来ないまま成犬に成長させてしまうと番犬としては良いですが飼い主以外の人は触れない性格になってしまうので、結構しつけは根気がいると思います。
被毛の手入れに関しては、もこもこしているので1週間に2回程度のペースでブラッシングをしてあげるといいですね。
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