抜け毛の少ない中型・大型犬種ランキングベスト3
子供がアレルギー体質だからよく毛が抜ける犬は飼えない!
もちろん動物である以上、毛が抜けるのは仕方のないことだけどできる限り抜け毛が少ない犬種を飼いたい!
など犬の抜け毛の問題で頭を悩ましている人も多いでしょう。
犬を飼う方法として主に屋外なのか室内なのかに分かれると思います。
昔は犬は外飼いが一般的ですが現在は住宅事情、騒音問題などによって室内で飼われている人の方が大多数ではないでしょうか。
また室内で飼う場合、トイ・プードルなどの小型犬が主ですよね。しかし、どうしても中型犬、大型犬を飼いたい人もいると思います。
今回は抜け毛が少ない中型・大型犬種について紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
抜け毛が少ない=換毛期がない
様々な犬種がいますが、抜け毛が少ない犬種と抜け毛が多い犬種がいます。
そのわけは換毛期(かんもうき)と被毛(ひもう)の構造が大きく関わっています。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
抜け毛が少ない中型・大型犬種ランキング
第1位 スタンダード・プードル
“プードル”といえば小さくて可愛いトイ・プードルを想像すると思います。
テレビや雑誌などでも多く取り上げられることが多いため初心者が飼いやすい人気犬種ランキングでも第1位を取っており広く愛されています。
しかし、スタンダード・プードルは犬好きの人であれば誰でも知っていますがそれでも普段、街で見かけることも少ないためたまに見かけるとあまりの大きさにトイ・プードルとは別の犬種のように感じます。
抜け毛が少ない犬種ランキングの記事でもご紹介したようにプードルの毛はカールしており抜けにくい毛質をしています。同様に大型タイプであるスタンダード・プードルも毛が抜けにくく、さらに性格も良いため初心者には飼いやすい大型犬です。
しかし、体高は45~60㎝あり性格は元気で活発なので体高30㎝以下であるトイ・プードルの活発さと比べると運動量はかなり必要になります。
第2位 ジャイアント・シュナウザー
かなり珍しい部類に入ってきますが“抜け毛が少ない”という一点で見ると上位に入ります。
こちらのジャイアント・シュナウザーはミニチュア・シュナウザーの大本です。ミニチュア・シュナウザーは大型のシュナウザーの系統から作出された犬種です。(スタンダード・シュナウザーとアーフェンピンシャーの交配と言われている)。
抜け毛が少ない犬種ランキングでご紹介した通り、ジャイアント・シュナウザーの毛質とミニチュア・シュナウザーの毛質は同様にダブルコートといって2層構造になっており、また剛毛のため抜けにくいです。
しかし、人為的に古くなった毛を抜いてあげる必要があり、また素人ができる技術ではないため飼うとなるとお金もかかります。
体高60~70㎝と大きいので初心者には相当な覚悟が必要ですね。
第3位 エアデール・テリア
ジャイアント・シュナウザーよりはメジャーで飼っている人も多くたまに街でも見かけることがありますよね。それでも稀ではありますが(笑)
エアデール・テリアも見ての通りジャイアント・シュナウザーやミニチュア・シュナウザーのように剛毛で防水性のある毛が密集しており抜けにくいです。また同じく人為的に古くなった毛を抜いてあげる必要があります。
体高56~61㎝とジャイアント・シュナウザーよりは小型です。性格はやはりテリアなので頑固です。これはテリア特有の性格なので仕方ありません。
しかし、利口ですのでしっかりしつけをすれば飼いやすいかと思いますが初心者には根気がいる作業であるのは間違いないためトレーナーなどに預けるなどプロのアドバイスを聞いた方が楽だと思います。
番外編 アフガン・ハウンド
アフガン・ハウンドといえば地面につくほど長い被毛をもった美しい犬種です。
原種はガゼルやオオカミ狩りのために利用されていたとされ、現在のような長い毛は50年以上に渡って選抜繁殖が繰り返された結果生まれた形質です。
抜け毛が少ない分、長毛を維持する方が難しくまた吠えると野太い声を出すため都会では中々飼いにくい犬種ですね。
そのため抜け毛云々の問題を気にするのであれば多少、抜け毛があっても運動量が少なくて済むとか無駄吠えしないなど別の選択ポイントを重視して違う犬種を選ぶことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
中型犬・大型犬となると飼うスペースや運動量、餌代など、時間的余裕や経済的余裕がないと飼い続けるのが非常に大変です。
特に犬を初めて飼うなど犬初心者にはきついです。
そうなってくると犬自体が可愛そうなのでやはり、自分が飼える条件をきちんと整理した上で“抜け毛が少ない”というポイントを加味し判断するといいでしょう。
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