参考にしたい小型犬の散歩に必要な距離と時間と回数
室内で飼うことが基本の小型犬。
トイ・プードル、チワワ、ヨークシャーテリア、ポメラニアン、マルチーズ、パピヨン、シーズーなどたくさんの種類の犬種がいますが、散歩に必要な距離や時間、回数はご存知ですか?
初めて犬を飼う人のためにこれらについて詳しく解説したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
散歩の目的
犬を散歩に連れて行く目的は何だと思いますか?
正解は運動とストレス解消のためです。
トイレのために行くと思っている人もいると思いますが、実は間違いです。
たしかに大昔は散歩道の電柱や他人の家の塀に平気でおしっこをさせたりしていましたが現在では外で排泄させることはマナー違反とされており、ウンチだけでなくオシッコも家でさせてから出かけるのが良しとされています。
散歩の目的が運動とストレス解消ということは、室内犬であっても外へ散歩に連れて行ってあげる必要があります。
たしかに一度も外に連れ出さず完全室内で飼われている方もおられますが、他の犬や人と接することがないため臆病な性格だったり、万が一外に出てしまった際に帰ってこれないケースもあります。
室内犬を屋外へ散歩に連れ出すか出さないかについては飼い主さんの考え方の問題ですが、私は犬のために屋外へ散歩へいくべきと考えています。
散歩に必要な距離
小型犬の場合、体が小さいため大型犬のように1時間も行く必要はなく、だいたい家の周辺を10分~30分以内で十分とされています。
なぜかというと、体型上足も小さく短く、歩幅も短いため長距離歩かせてしまうと疲れてしまうからです。
生後3ヶ月~の子犬のうちは10分程度、成犬になれば30分以内と成長に合わせて長くすると良いです。
散歩に行く時間
散歩に行く時間について、夏など日中の気温が30℃を超えるような季節では、朝と夕方の気温が高くない時間に行くと良いです。
なぜかというと、日中のアスファルトの温度は高温になっており体の小さい犬は路面とお腹が近いので体温が上がり過ぎてしまい熱中症になってしまうからです。
逆に冬は朝夕は気温が下がり体が冷たくなってしまうのでなるべく日中の暖かい時間にいきましょう。
時間に関しても考え方の違いがあります。
私は毎日朝と夕方いくべきだと考えていますが、飼い主の都合により天気の悪い日、忙しい日は散歩に行かず、また時間を決めてしまうと犬が習慣化して吠えて要求するため良くないという考え方があります。
私は散歩は犬にとって日課と考えていますが、このような考え方は散歩=レクリエーションだそうです。どちらが良いかは詰まることろ飼い主さんの考え方次第ということでしょうか。
散歩に行く回数
散歩に行く回数は基本的に毎日朝夕の2回です。
理由は毎日適度な運動をすることにより肥満を防止するためと、屋外に連れていくことにより外の景色や知らない人、犬などにふれることにより社会性を身に付けさせることを維持するための2つです。
しかし、これも違った考え方があり毎日行かない、時間も決めないという選択肢もあります。
どちらが良いかは飼い主さんの判断ですが最低限、トイレは済ませてから出かける習慣は着けておきたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。室内で飼う小型犬は室内でゲージから出してあげて遊ばせることで十分、運動量は足りると思います。
しかし、社会性の維持やストレス解消という面に関してはずっと同じ室内よりは屋外に出て運度させてあげた方が犬の気持ちを考えるとこちらの方が適していると私は考えています。
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