【犬の飼い方】はじめての★犬のお散歩完全マニュアル★
初めて犬を飼うときに、飼いたい犬種や名前、犬小屋、ベッド、リード、首輪(胴輪)、ドッグフード等々について詳しく調べて勉強するかと思います。
しかし、犬の散歩の仕方についてはそれほど深く調べることもないかもしれません。
実際に私も朝晩、行くもんだと思って犬が来てから亡くなるまで何の疑問も持つことなく散歩を日課にしていましたし、私の友人は屋外に散歩に連れ出したことは1回もありません。
このように犬の散歩に関しては初心者の人であっても疑問を持つことさえないことがらですが、実は犬の散歩にもいくつかコツがあります。
今回は犬のお散歩マニュアルと称し、犬にとって散歩がもたらす効果や散歩の仕方についてお話したいと思います。
犬にとっての散歩の意味
私たちは主に犬の散歩=犬の運動不足解消、排泄させるための2点が犬を散歩させる理由だと考えていると思います。
しかし、現在では犬の運動不足解消は正解ですが、排泄させるためというのは本来はマナー違反だという考え方があります。
もちろん、排泄しても大便はビニール袋に入れて持ち帰ればいいのですが、おしっこを人の家の塀に引っかけるなどの行為(マーキング)は家主への迷惑行為ですし、電柱でさえもNGとされています。
毎日毎日犬が特定の場所におしっこをしていればそこが不衛生になることは容易に想像がつきますよね。
さて、話を元に戻しますが犬にとっての散歩の意味は犬の運動不足を解消するため(一部にはこれさえも意味のないことと論じている専門家もいます)、そして今回ご紹介したい大切なことは犬は室内やお庭以外に散歩に出かけることにより他の犬と触れ合ったり、違う景色を見たりすることにより刺激が与えられストレス解消になることです。
私たち人間も外出せず家に閉じこもっているとストレスが溜まると思います。
それと同じように室内小型犬など、散歩に行かなくても肉体的に運動量が足りていたとしても精神衛生上、いつも同じ場所で遊ばせていてはストレスがたまるのです。
では、犬の探求心や運動欲求などを満たし、ストレスが解消でき心身の健康を促進することができる理想的な散歩のポイントを見ていきます。
散歩コースは毎回変える
犬に刺激を与えるためには最低1日1回~2回の“外出”をマンネリ化させないうようにしてあげることが大切です。
そのためには、散歩のコースを朝晩変えて違うコースを行くなど、予め散歩コースをいくつか用意しておくと良いです。
景色も変わり臭いの情報も違うため犬も頭を使います。頭の運動がどれだけ認知症予防になるか科学的なデータを示すことはできませんが人間と同じくマンネリ化よりは変化を与え続ける方が良いと言われています。
時間もまちまちで良い
これは私の場合は朝晩と決めていたため、今日は朝は行かず昼に行こうということはなかったのですが、犬は生活習慣がパターン化するとそれを覚え散歩に行く時間になると吠えるなどの行動を起こすことがあります。
もちろん、毎日必ず行くことができれば良いのですがお仕事をされている方などは難しいこともあると思います。
ですので、犬がパターンを覚えないように散歩に行く時間をランダムにするとパターンが崩れることによるストレスを抱えることがないため良いとされています。
犬種の特性により散歩方法が違う
散歩に行く時間が1回あたり1時間であれば1回あたりを30分にして2回行った方が脳への刺激になると言われています。
ですが、大型犬や原種が作業犬やテリアなど運動大好きな犬種であれば1回1時間以上行くのが当たり前ですし、すべての犬種が1回30分というわけではありません。
またこれらの犬種は歩くだけでなく、走らせてあげる必要もあるため、リードをもって人間も少し小走りに散歩してあげる区間も必要なケースがあります。
一方室内小型犬の場合は1回10分程度で良く、あまりに長時間歩かせてしまうと路面からの日光の照り返しにより体温上昇等、体に負担がかかるため良くありません。
ダックス・フント等はジャンプさせるような運動をさせたりすと椎間板ヘルニアになる危険があるなど、犬種によって散歩の時間や方法に違いがあることを覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は初めて犬を飼う人のためのお散歩の仕方についてお話してきました。
ワンちゃんとのお散歩は飼い主さんとのコミュニケーションをはかる時間でもあり飼い主さんの気まぐれによって行ったり行かなかったりという散歩の仕方は良くありません。
時間やコースは変更してもできるだけ毎日連れて行ってあげるのが良いと思います
。散歩は単なる運動不足解消や排泄のためだけではなく、ワンちゃんが心身ともに健康で生活できるストレス解消の時間ということを忘れないようにしましょう。
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