【悩み】犬が唸る!吠える!噛み付く具体的な理由と病気の可能性
よそのワンちゃんは大人しくて誰にでも触らせるのに、うちの犬は唸る(うなる)、吠える(ほえる)、噛み付く(かみつく)のオンパレード。。。
優しい犬に育ってほしいけど、しつけ以前にどうしてこうなっているのか理由を知りたいと思われる飼い主さんもいらっしゃると思います。
病気の可能性も含めて具体的な理由を紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
犬が唸る(うなる)、吠える、噛み付く理由
攻撃・威嚇・本能
まず、一般的に自然な流れとして考えられるのは犬が人や他の犬に対して攻撃・威嚇しているときに唸る、吠える、噛み付くの一連の行動をします。
例えば、自分の縄張りを守ろうとしたり、エサを取られそうになったりしたときなどが考えられます。
自ら攻撃的になるケースと恐怖を感じて仕方なく威嚇するケースがあります。
また守るだけでなくオオカミの狩りなどのような本能的な衝動によって噛み付くこともあります。
⇒【吠える噛む】しつけをする前に知っておくべき犬の本能と習性
ストレス解消・遊んでいる
唸る、吠えるよりも噛み付くことによってストレスを解消していることがあります。
せまい空間で飼育したり、犬が嫌がる環境下に置かれていると犬もストレスを抱えますので注意が必要です。
自分自身の体を噛んでしまう子もいます。その他にはじゃれるように人の手を噛んでくる犬がいます。
噛み付くというより遊んでいるつもりなのですが、習慣化してしまうと噛み癖がついてしまうのでこれも注意が必要です。
歯が痒い
犬小屋やソファや机の脚など、ガリガリ噛まれてしまうことがありますよね。
これは特に子犬に多いですが、乳歯から永久歯に生え変わるときにむず痒くなっていることが原因です。
私たち人間もなんとなく歯が痒いときって舌を動かしたりして口の中が落ち着かないですよね。ああいう感じです。
問題行動
噛み付くことで要求を受け入れさせようとしたり、飼い主との主従関係が逆転し自分が偉いと思ってしまう犬に見られます。
こうなってしまうと、しつけをし直すのも素人ではかなり困難ですし、飼い主の言うことを聞かないのでかなり危険です!
病気の可能性
病気の場合は今まで噛み付くことがない温厚な性格だった犬が急に怒る、噛み付くように変化することがあります。
痛み
痛みのある場所に触られないようにするために噛み付いたり、触られたことによって生じる痛みを噛み付くことによってそらすケースがあります。
口内炎や外耳炎、皮膚炎、関節炎などで口や耳、足腰などの痛みがある場合です。
けがしている足を触ろうとしたときに嫌がって人を噛もうとしたりしますよね?
視覚・聴覚機能の衰え
犬は周囲の情報を得るために視覚・聴覚・嗅覚・触覚などを利用していますが、老化によって視覚・聴覚機能が衰えてくると触覚が敏感になり急に人に触れられたりすると驚いて噛み付くことがあります。
痴呆
犬も年齢を重ねれば痴呆になることがあります。
性格が攻撃的になったり飼い主が誰だかわからなくなるなど、人間の認知症と変わりません。
犬の場合、誰だか認識できないと何か危害が加えられるのではないかという不安が生じ自分を守るために噛み付くことがあります。
脳疾患
脳腫瘍や激怒症候群など脳の病気によって無意識のうちに噛み付いたりすることがあります。
まとめ
飼っている犬が唸ったり、吠えたり、噛み付いたりと、言葉が話せない分飼い主である私たちも困ってしまうことがあります。
元気がよく健康な状態の上で噛み付くなど一連の行動をするのであれば、しつけの問題を考える必要がありますが、今回ご紹介したように必ずしもしつけ云々の問題だけではなく病気に起因することがあるので、ちょっと様子がおかしいなと感じたら病院で受診してもらうことをおすすめします。
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