【至急】犬にマウンティングをやめさせる正しいしつけ方法
お客さんや飼い主である自分に対して、犬が足にまとわりつき腰を振ってきて困る、なんとかやめさせたと一生懸命しつけをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
犬が犬や人間などに対して掴みかかり腰を振る行動をマウンティングといいますが、改めてマウンティングにはどういう意味があり、やめさせるにはどんなしつけをすれば良いのかについて紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
マウンティングとは
マウンティングとはプロレスなどでも使う「マウント=乗っかる」という意味で、犬の行動学においても同様の意味で使われています。
さらに具体的な行動を説明すると犬がマウンティングする理由は単純に性的行動の他に、犬同士内での力の誇示・順位づけや嬉しい感情の表れ、興奮によるものとしてする行動と言われています。
特に、人間に対して犬がマウンティングを行う場合、犬は犬以外の動物に対して性的な魅力を感じることはないそうで、嬉しくてやってしまうことが多いと考えられています。
ちなみにマウンティングはオス犬がメス犬に対して行う行為とは限らず、オスがオスに、メスでも人間に対して行うなどのケースがあるためこのことからも必ずしも性的行動に限定した行動ではないことがわかります。
やめさせるしつけ方法
マウンティングを止めさせるしつけ方法は、まず犬がよその犬にマウンティングをし始めた場合すぐにリードを引っ張りその犬から引き離しましょう。
相手が犬の場合は性的行動も考えられるためだまって眺めている飼い主さんはいないと思いますが、気をつけたいのが人間に対してマウンティングをする場合です。
どういうことかというと、自分の犬が他人にマウンティングしていても遊んでいるものだと思い込み、そのまま放っておく、あるいは飼い主の方から進んでマウンティングさせようとするなど「マウンティング=じゃれあい」と考えていることです。
これは完全にダメな飼い主の問題ですね。
犬はマウンティングしても怒られず、むしろさせているとマウンティングすることは良いことだと認識してしまいます。
そのため毎回毎回習慣としてやってしまうんですね。
では、やめさせるにはどうしつけたらいいのかというと、犬がマウンディングしてきたらすぐに犬を引き離して無視をすることです。
相手にしないことを繰り返すうちに犬は「マウンディングしても飼い主は構ってくれずつまらない、いけないことなんだ」と認識するようになり、行動しなくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マウンディングには犬同士の順位付けや嬉しい感情の表れ、興奮によるものなどの意味があり必ずしも性的行動によるものではありません。
自然な行動であるがゆえに、飼い主さんの中には放っておいたりマウンディングされても構って遊んであげる人がいますが、良いことではありません。
習慣化して他人や散歩中に合う他の犬にも頻繁にしようとするので早くやめさせるいしつけをすることが大切です。
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