夜やサイレンを真似る!?犬の遠吠え原因とやめさせる方法
救急車やパトカーが家の近くを通ると、それらのサイレン音に合わせて遠吠えのような行動をすることはありませんか?
犬によって頻度はまちまちだと思いますが、犬の鳴き声や車、バイク音などありとあらゆる物音に敏感な性格の持ち主のわんちゃんもいます。
近所迷惑になりかねない遠吠えについて原因とやめさせるしつけ方法を紹介したいと思います。
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サイレンに吠える原因
救急車やパトカーのサイレンがなると、まるで合唱しているかのように「ウォ~ウォ~」と遠吠えすることがあると思います。
私たち飼い主たちは何が原因であのような鳴き方をしているのか今まであまり気にしたことがないですよね。
実は犬が救急車やパトカーのサイレンに反応している理由は「あれは、何の音だ?」という警戒心から吠えています。
見たことや聞いたことがない音、または馴染みが少ない音に対して不安になり警戒してしまうんです。
無駄吠えをやめさせる方法
サイレンなどの音に反応する無駄吠えをやめさせるには犬に色んな音を聞かせて慣らすことです。
専門用語でいうと「犬の社会化」や「社会性を身に付けさせる」といいます。
これらはどういう意味かというと、人間社会の様々な環境や刺激に犬を適応させるということです。
無駄吠えが多い犬というのは、室内飼いや散歩にいかないなど子犬の頃に色々な物音を経験させなかったため吠えることが習慣化してしまっています。
成犬になってから治すのはかなり難しいのと、牧羊犬など元々の性質としてバイクなど動くものや音に敏感な犬種などは吠えないようにしつけるのは難易度が高いです。
私たちが出来ることは子犬のうちから散歩にどんどん出かけ様々な物音を聞かせ、経験させることです。
そうすることによって物音に対して耐性ができ、サイレンなど物音がしても平気な状態になります。
まとめ
いかかがでしたでしょうか。
犬は人間が聞き取ることができない高周波の音を聴き取ることができます。
人間の可聴周波数が20~2万ヘルツに対して犬の可聴周波数は40~約5万ヘルツと2倍以上の高い音でも聞き取れるんですね。
このように犬の聴力は敏感です。
色々な音を聞かせて犬が「あ、またあの音か」と思うか思わないかはわかりませんが(笑)、音を経験させることによって警戒心を解いてあげましょう。
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