犬初心者必見!!【長毛と短毛】室内で飼いやすい種類は長毛種
チワワやミニチュア・ダックス・フンドなど同じ犬種でも長毛タイプと短毛タイプがいることがあります。
どちらを飼うかは完全に好みの問題なのですが、室内で飼う場合、どちらの方が管理が楽かを考慮すると長毛タイプの方が飼いやすいです。
ではその理由について解説したいと思います。
長毛タイプと短毛タイプの違い
まず、同じ犬種なのにもかかわらずなぜ短毛のタイプと長毛のタイプがいるのでしょうか。
その答えはダックスフンドの例を見るとわかります。
ダックスフンドには大きさ別にスタンダード・ダックスフンド、体が小さくなるにつれてミニチュア・ダックスフンド、カニーヘン・ダックスフンドなどありますが、それとは別に短毛タイプであるスムース・ヘアード、長毛タイプのロング・ヘアード、剛毛毛質のワイヤーヘアードの3タイプがあります。
ダックスフンドの原型は短毛タイプのスムース・ヘアードなのですが、アナグマ等の獲物を追う際に野山において傷を負うのを防ぐために人工的にスパニエル種を掛け合わせて長毛タイプであるロング・ヘアードが作出され、同様にテリア種を掛け合わせることによってワイヤー・ヘアードが作出されました。
つまりこの例からもわかるように同じ犬種内で短毛タイプと長毛タイプがいるのは人間の都合で作り出されたことが原因なのです。
長毛タイプが飼いやすい理由
一見すると長毛より短毛の方が毛も抜けにくく管理も楽そうに感じると思われがちですが、実は反対です。
犬の毛は一つの毛穴から1本の長い毛(上毛)と数本の短い毛(下毛)が生えています。
季節の変わり目になると数本生えている短い毛の方が抜け変わり、夏は涼しく、冬は暖かくなるように増減して体温調節ができるしくみになっているのですが、長毛タイプはこの抜け変わりが少ないため室内で飼いやすいと言われています。
ブラッシング等のお手入れは欠かせない
長毛タイプは毛が抜けにくい反面、毛が絡まりやすなったり汚れやすいなど日頃のお手入れは欠かせません。
短毛種であれば軽くブラッシングする程度でも良いですが、長毛タイプは見ての通り汚れやすいのでブラッシングやお風呂など定期的にサロンにいってトリミングをしてもらう必要が出てきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。短毛タイプと長毛タイプ。
見た目の好き嫌いの問題もありますが、管理面におけるメリット・デメリットもあります。
犬を飼う以上、どちらのタイプであっても手はかかりますが室内で小型犬を飼う場合において掃除面では長毛タイプの方が抜け変わりが少ないため楽だということです。
ちなみに毛の抜けにくさだけで判断するのであれば、抜けにくく乾きやすいクルクルっとした縮れた毛質をもっているプードルがいます。
最近のコメント