【人なつこくて元気活発】フレンチ・ブルドッグの性格と飼い方
根強いファンが多い“フレブル”ことフレンチ・ブルドッグ。
短くて丸い頭とペチャっとした鼻をもつその姿はブサカワの代表格です。
ペットショップなどでは他の犬種よりもお高く30万円以上している子犬を見かけますね。
そんなフレンチ・ブルドッグを飼ってみたいなぁと考えているあなたにフレンチ・ブルドッグの性格と飼い方を紹介します。
性格
フレンチ・ブルドッグは、小さくて重い体にかかわらず元気よく走り回る活発な性格です。
元気がいいというとヤンチャでしつけがしにくい性格に思うかもしれませんが、初対面の人が触っても怒らず触らせてくれる人なつこい性格をしています。
嬉しい時は飛び跳ねて一回転してしまうほど活発なので、人間の方が圧倒されてしまうくらいです。
小さなお子さんとも遊べますがチワワやトイ・プードルと異なり力は強いので一人でリードをもたないように注意したいですね。
体の特徴
“短頭犬種”といって文字通り鼻口部(マズル)が短くて頭と耳・首・胸は太い体型をしています。
体高31㎝・体重8~14㎏の小型犬ですが筋肉質で骨格も太いのが特徴です。
しかし、とても丈夫そうな犬だと思われがちですが暑さ・寒さに弱く股関節やアレルギー性の皮膚病などにもかかりやすいデリケートな犬種です。
そのため空調設備が整った室内で飼う必要があります。
毛色
大きく分けて4つの毛色のバリエーションがあります。
クリーム | 白に近い淡い色合いのクリーム |
フォーン | クリームよりは濃茶色。
ライトブラウンからレッドまで濃淡の違いあり。 |
ブリンドル | 黒ベースの褐色や黒茶の縞模様が入る「タイガーブリンドル」と呼ばれる毛色もある |
パイド | 白ベースにブリンドルやフォーンが部分的に入る |
歴史
“フレンチ・ブルドッグ”と名前の中に答えがありますが、フランス原産の犬種でイギリス原産のブルドッグが起源とされています。
19世紀にイギリスのレース職人がフランスに移住した際にトイ・ブルドッグという体の小さいブルドッグを持ち込んだのがはじまりとされています。
ブルドッグの本来の役目はブル・バイティングという闘牛犬として作り出されました。
よく犬種図鑑には原種は「牛いじめ」と書かれていますが、牛だけでなく熊やライオンとも戦わせたそうです。しかし、フレンチ・ブルドッグは愛玩犬として繁殖され現在まで続いています。
飼い方
フレンチ・ブルドッグはしつけに多少の根気がいりますが、テリアのような気難しさはなく人なつこい性格をしています。
そのためはじめて犬を飼う人でも性格面においては飼いやすい犬種です。
ですが、暑さや寒さに弱く、股関節などの病気にも弱いため飼育面においては気を使わなくてはいけない犬種でもあります。
例えば暑さに弱いのは鼻口部(マズル)が短いため呼吸がしづらく(常にブヒブヒいっているのはこれが理由)体温調節がうまくできなくなってしまいます。
なので夏などは冷房なしで飼うことは不可能で、ほんの短時間でも炎天下にいると熱中症になり最悪死んでしまいます。ウソでしょ?と思われるかもしれませんがそれほどデリケートな犬種だということは心得ておきましょう。
まとめ
いかかでしたか?フレンチ・ブルドッグは姿・形が独特でブサカワファンにはたまらない犬種ですが、性格やしつけ面においては人なつこく、元気に走り回る姿は愛くるしくなんともいえません。
テリアの血も入っているとも言われていますが、凶暴性はないので小さなお子さんがいる家庭でも飼うことができます。
ですが、飼育面においてフレンチ・ブルドックは熱中症や寒すぎないような対策、飼い方をしてあげる必要があるため初心者には難しいです。
しっかりと飼い主が勉強し病気にならないように予防ケアをするなどして面倒を見てあげれば飼うことは可能です。
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