犬が椅子の脚など家具をかじる・噛むときの今すぐできる簡単対策
子犬を飼って困ることの1つに木製イスの脚など、かじれそうな場所をガリガリにしてしまうこと。家がボロボロになってしまうのは困りますよね。
子犬は歯の生え変わりにより歯茎が痒かったりイタズラなどいたる所を噛んだりかじったりしようとします。対処法としておやつのガムなどを与える方法があるのですが、結局ほかの家具もかじってしまうなど解決策になってないことも多いのではないでしょうか。
今回は、犬が椅子の脚などを家具をかじる、噛むときの今すぐできる応急処置的方法を紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
脚を麻縄でグルグル巻きにして保護する
ホームセンターなどで販売されている直径5ミリ以上のやや太めの麻縄を用意しましょう。タコ糸のような細いタイプだと縄に厚さがないため意味がありません。
両面テープを貼る
まず、椅子の脚に両面テープを貼ります。これは麻縄を巻いたときにずれ落ちないようにするためのものなのですが、剥がすときに跡が残るのが嫌な人は貼らなくても大丈夫です。ゆっくり何重にも巻いて保護しましょう。
イスの下から巻いていく
麻縄を巻いていくとき、椅子の脚の上から下に向けて巻こうとしてしまいますが、脚の下から巻いていきましょう。犬がかじっても椅子に傷がつかないように足が隠れるように巻いていきます。
巻き終わりは結ばず麻縄内に通す
巻き終わりの最後の部分に来たら、最後の3周を緩めに巻き麻縄の端っこをその3周の下に通してキュッと引っ張り上げます。麻縄なのですべらず止まるはずです。
家具をかじられない飼い方
現在イスやソファなど家具がかじられているということは、おそらく普段から放し飼いにされているのだと思います。
室内犬というと、家じゅうどこでも移動できるように完全に放し飼いしていらっしゃる人も多いと思いますが、すべての人がそのような飼い方をしているわけではありません。
実は本来あるべき室内犬の飼い方というのは放し飼いにするのではなく、1日のほとんどをケージ内で過ごさせ、1日2回の散歩、もしくは飼い主さんが見ている場所で15分程度ケージから出し遊ばせるというような飼い方です。トイレも飼い主さんの合図でいつでもさせられるようにします。
犬は縄張りを持つ動物であるため自分の目が届く広々した範囲よりも、いつ何があっても自分のテリトリーが守れるような狭い範囲の方が落ち着き安心して生活できます。
そのため放し飼いの方が自由で良いと思うのはあくまで私たち人間の考え方で必ずしも犬のためではないのです。
したがって今お話した室内犬の正しい飼い方をすれば、そもそも知らないうちに椅子の脚などの家具をかじられてボロボロになるということはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は木製のイスや机などの家具をかじられないようにするための応急処置法についてご紹介してきました。太さ直径5ミリ以上の麻縄を使うなどをすれば少なくとも椅子の脚が傷つくことはありません。
後半では家具をかじられない飼い方についてお話しました。この辺の飼い方に関しては、正解はありません。
私がご紹介した飼い方は多くのトレーナーやブリーダーなど犬のプロによって推奨されている飼い方ではありますが、常に愛犬と一緒に居たいと思う人にとってはつまらない飼い方だと思われます。
ですので無理して真似をする必要はないのですが、椅子の脚などが知らないうちにかじられることは少ないと思うので、もし飼い方として納得できるのであれば試してみてください。
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