【友好的だが頑固!野太い声で吠える】ビーグルの性格と飼い方
「スヌーピー」のモデルとなった犬種であり犬の名前をよく知らない人でも「ビーグル」という名前は聞いたことがあると思います。
ビーグルといっても中型犬くらいの大きさから“ミニビーグル(13インチビーグル)”と呼ばれる小さいサイズのビーグルまでおり現在はこちらの小さいビーグルの方が人気ですね。
今回はビーグルという犬種について性格や飼い方を紹介しようと思います。
性格
ビーグルの性格は飼い主だけでなく初めてあった人や犬にも友好的です。
狩猟犬だったこともあり獲物を見つけたら頑固な性格の一面も表れ、周りが見えなくなることもたまにありますが、はじめて犬を飼う人にもお勧めできる犬種の1つです。
だたしビーグルはバセットハウンド同様にハウンド系の犬種なので吠える声が大きくマンションなどで飼う場合鳴き声が騒音問題になってしまう心配があります。
「キャン、キャン」ではなくお腹の底から「ウォン、ウォン」というような響き渡る声質です。ミニビーグルの場合は体が小さい分そこまで野太くはないのですが吠えたときの声音はプードルなどと比べると圧倒的に大きいです。
体の特徴
体高33~41㎝、体重8~14㎏。
ハウンド系の犬種の中ではもっとも小さく機敏に動くことができる体形をしています。写真でもお分かりになるように四肢がしっかりしていてバランスの良いですよね。
ビーグルは元々狩猟犬で嗅覚が優れています。また体が小さい割には引っ張る力もあり、飛び跳ねるように走ることもできます。
毛質は短毛で密集しており毛色は白地に茶色や黒が入るハウンド系の犬種に共通する色合いをしています。
垂れ耳のため耳内が群れやすく外耳炎などの耳の病気になりやすいため、まめに拭いてあげるなど清潔にしてあげることが大切です。
歴史
ビーグルはイギリス原産の野ウサギ狩りを目的として利用されていた犬種で、得意な嗅覚で野ウサギを捕まえてくる役割をしていました。
野ウサギのような小さな獲物の狩りに行く場合、馬ではなく徒歩で草むらなどに行くため鞄にも入れられる小さいサイズの猟犬を必要としていたことから体高30㎝前後のビーグルは重宝されました。
現在でもどっしとした体高40㎝近い中型サイズから抱いてあるけるほどのミニビーグルまでいるように当時も様々なサイズのビーグルがおり、体高20㎝程の「ポケットビーグル」と呼ばれた種類もいたそうです。
飼い方
ビーグルは狩猟犬だったこともあり動きも活発なことから運動量が必要な犬種です。つまり毎日の散歩は欠かせないということです。
ビーグルは群れで行動していたため人や他の犬に対しても社交的です。初めてあった人や犬にも威嚇して噛みつくような態度は取らないので積極的に関わらせたいですね。
冒頭でも触れましたが狭い住環境で飼う場合、唯一心配なのはビーグル特有の鳴き声の問題です。
大きな声で吠えるためご近所が騒音に敏感な環境であれば考えた方がいいかもしれません。
ですが、忍耐力があり子供の良い遊び相手にもなってくれるため初心者でもあまり手を焼かずに飼うことができるでしょう。
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