心の準備はOK?犬を飼う前に確認したい3つの大切なこと
犬を飼う動機、きっかけは人それぞれだと思います。子供が飼いたいと言っている、一人暮らしでさみしい、昔から飼いたかったけどやっと飼える環境に恵まれたなどなど理由は様々です。
しかし、ご存知のように生き物を飼うということは想像以上に大変です。今回は犬を飼う前にも再確認しておきたい3つの大変なことをお話します。
もくじ(タッチすると移動します)
責任
1つめからいきなり重たいテーマですが重要です。
犬は病気や事故などにより短命なこともありますが健康であれば寿命として5~10年は生きます。長生きの犬であれば15年以上生きる子もいます。
これだけの長期間において毎日餌やりや散歩など犬の世話をし続けるのは覚悟がないと出来ません。
途中でめんどくさくなったからといって捨てたり、保健所に連れて行って薬殺させるというのはあまりにも無責任です。
もちろん、最初は誰でもそんなことするはずがないと思うのですが、結果的にそういう状況になってしまう飼い主は実際にいるんです。犬を飼う前に犬が死ぬまで面倒を見続けられるかどうかをいま一度よく考えることが重要です。
世話
責任のところでも少しお話しましたが、犬の世話は大変です。
今まで犬を飼っていなかった人の生活では日課ではなかった仕事が増えます。犬の餌作り、ブラッシング、掃除、散歩、トリミングサロンへ連れて行くなど時間的な問題においても忙しくなると思います。
芸能人など忙しい人のように誰か自分以外に犬の面倒を見てくれる人が別にいればいいのですが、一般人ではなかなか難しいと思います。預けるにしてもお金がかかりますからね。
餌は自動給餌器にセットしておけば時間がくればあげられますし、ブラッシングや掃除などは夜でもできます。ですが、唯一散歩の時間を毎日取るのは仕事をしている人などは難しいのではないのでしょうか。
考え方として飼い主の気が向いたときだけ散歩にいくという人もいるのですが、私個人としては好きな考え方ではありません。百歩譲って雨が降った時は行かないのはまだ許せるのですが、なんだかんだ理由をつけても詰まる所「時間もかかるしメンドクサイんじゃないの?」と思ってしまいます。
室内小型犬の場合、体自体が小さいので散歩の時間自体も10分~20分でOKだと言われています。
人間の歩幅と小型犬の歩幅が違うため長時間歩かせてしまうと体力的に負荷がかかってしまって良くないからです。
したがって室内でケージから出して遊ばせるだけでも十分なのですが室外の景色を見せ運動、気分転換させることが犬にとって大切だと私は考えます。
お金
最後に、室内小型犬であっても犬を飼っている以上お金がかかります。
例えば、ドッグフードやおやつなどの食費、トイレ用品やトリミングなどのサロン代、病気になったときに治療費、その他最初にかかる予防注射やケージ、ベッド、首輪、胴輪やリード、食器……などそれなりに色々と費用がかかります。
この中でも予測できないのが病気などの治療費で、ガンなどになってしまった場合は放射線治療など専門的な治療をした方がいいケースもあり当然費用も高くなります。
この辺りは犬を最後まで飼い続ける責任の範疇になってきますが、気持ちだけではどうすることもできない部分なので、飼う前に資金面まで考えて犬を飼うことを決める必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テレビや雑誌などでペットの犬特集がたくさんされています。それらを見る度に犬を飼いたいなぁと考える人も多いです。
実際テレビなどで特集が組まれた翌日などはペットショップに足を運ぶ人も増えるそうです。
もちろん、そうしたきっかけで犬を飼う人が増えることはとても良いことなのですが、いざ飼うという段階になったときに再度今回ご紹介した内容について考えた上で飼われることをお願いしたいと思います。
最近のコメント