【優しくて大人しい】ラブラドール・レトリーバーの性格と飼い方
「盲導犬」といったらラブラドール・レトリーバーを言われるほど広く知られている犬種です。
昔から人のために働いてきた偉いワンちゃんのため「ラブ」の愛称の元、ペットとしても根強い人気があります。
私が小学生のころには公園に行けば必ず犬のグループがおり、様々な犬種がいましたがその中でもラブラドール・レトリーバーはお利口なイメージしかありません。
今日はそんな経験談も交えラブラドール・レトリーバーの魅力を紹介していきたいと思います。
性格
ラブラドール・レトリーバーの性格はとにかく人懐こい、初対面の人でもほかの犬でもまず喧嘩をしかけるようなタイプではなく、尻尾を振って警戒することなく触らさせてくれることが多いです。
とってもフレンドリーなためしつけを間違えると、飛びついたり、顔を舐めまわしたりなど他人にとっては迷惑な行為に取られかねないので、うまくしつけをする必要はあります。
ですが、基本は人間の気持ちを察することができたり利口で敏感な性格のため盲導犬に最もふさわしい理由もわかりますね。
またボール遊びなどをしてあげると、疲れるまで永遠に投げたボールを持ってくるなどします。これは「レトリーバー=回収する」特性をもったこの犬ならでは行動です。
体の特徴
体高54~57㎝、体重25~34㎏
被毛は短毛で、尻尾の付け根は太く、先端はシュッと細くなっている。胴が短くて頭は大きく、首もどっしとしており、全体的に頑丈な体つきをしているのも特徴です。
ラブラドール・レトリーバーの下毛は密集しており、このように丈夫な骨格をしているのには理由があります。それは寒い水の中でも体温を守り、カナダガンのような結構大きな水鳥を加えて回収できるようにするためです。
毛色は単色で白、黒、チョコレートそして一番多く見かける定番のイエロー(白っぽい明るい茶色)があります。
歴史
カナダのニューファンドランド島が起源とされています。
ラブラドール・レトリーバーという名前にもあるように「レトリーバー」とは“獲物を回収する”という意味であり、特にプードルなどと同じく水中作業犬であります。
水中で魚を捕まえたり、船を陸に引っ張ったりなど水辺の作業が得意だったことから漁師に重宝されていましたが、人間が仕留めた水鳥を泳いで回収してくる鳥猟犬(ガンドッグ)として活躍するようになりました。
頭がよく人間のいうことを聞く性質から現在は麻薬探知犬や盲導犬として働いています。
飼い方
ラブラドール・レトリーバーは人懐こく、利口で物覚えも良いため犬初心者の人でもしつけがしやすい犬種です。小さいお子さんがいるご家庭でも飼えるため世界的に人気があります。
室内、室外でも飼うことができますが病気などの予防を考えると基本的に室内で飼ってあげた方が良いです。もっとも日中は室外で夜は室内に入れてあげるといった飼い方が一般的でしょう。
ラブラドール・レトリーバーは体もがっちりしている分、運動量が必要です。
毎日お庭やドッグランでボールを投げて持ってこさせるなどの遊びや走らせてあげるのが理想ではありますが、住宅事情も考えるとなかなか毎日は難しいですよね、
ですので毎日1時間くらいは朝夕2回外へ散歩に行ったりジョギング程度で一緒に走ることも時には必要です。
中型犬以上の犬はしっかり散歩へ行き運動をしてあげないとストレスが溜まってしまうので室内だけで運動させるという飼い方はやめましょう。
初心者の人でも毎日しっかりお散歩さえできればその他のしつけはラブラドール・レトリーバーの持って生まれた性格、性質のおかげで楽に出来ると思います。
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