【吠えて人に懐かない】シェトランドシープドッグの性格と飼い方
コリーの小さいやつなどシェトランド・シープドッグという名前は知らないけど見たことはある人は多いと思います。古くは「名犬ラッシー」の小説、映画、ドラマ、アニメなどによって日本でもコリーが大人気になりお金持ちの家にはコリーがいた印象があります。
当時は大型の洋犬を飼える人は庶民ではない感覚がありました。シェトランド・シープドッグは見た目がコリー似ているためのコリーのミニチュア版と勘違いしやすいですがまったく異なります。
今回はこれからシェトランド・シープドッグを飼いたい人のために性格と飼い方を紹介したいと思います。
性格
シェトランドシープドッグの性格はとにかくよく吠えます!もっともこれがシェトランドシープドッグの生まれ持った仕事なのですが人やバイクなどが通り過ぎ、見えなくなるまで吠え続けます。
性格が臆病なので怖いから逆に吠えちゃうんですね。
そして飼い主以外の人にまず触らせません!無理やり触ろうとすると噛みついて相手にけがをさせるので危険です。
ですので、自分から見ず知らずの人のところに寄っていくことはないとってもいいでしょう。しかし、ごくまれに臆病ではあるがあまり吠えず大人しい個体の子もいます。
私が見たなかではそのような静かな子はオスよりメスの方が多い気がしました。シェトランドシープドッグ全般にいえるのは飼い主に対しては忠実です。
その家の主人が一声かければ吠えたくても我慢したりしますし、よほどしつけを間違えなければ噛みつかれることはないでしょう。
体の特徴
体高35~37㎝、体重6~7㎏
元々寒い地域の犬のため体はふさふさの被毛で覆われています。足の筋肉が発達しており胴体もどっしり安定していますが牧羊犬のため動きは俊敏です。
毛色は多くがセーブルと呼ばれる全体的には茶色だが明るい茶色ではなく黒味がかった茶色の個体が多く、首周りの毛色は白が一周しているのが良いとされています。セーブルの他にはブラック、マーブルなどがあります。
耳はやや垂れているのが良いとされ、子犬時に立耳になっている場合はおもりを付けて垂れさせるなんでことも行われていました。
歴史
シェトランドシープドッグはイギリスのシェトランド諸島原産の牧羊犬でその名のとおり羊を追い回し管理する作業犬の役割として働いていました。
もともと生息していた犬にスピッツ系の犬種との交配などが繰り返され現在のシェトランドシープドッグが確立されました。
20世紀に入るとイギリス本土に渡り1914年には「シェトランド・コリー」として犬種登録されましたが、本来のコリーの系統とは異なるため「シェトランドシープドッグ」と改名されました。
飼い方
シェトランドシープドッグの飼い方についてやはり一番注目したい心配なポイントは飼い主以外の人や犬、バイクなど動くものに対してよく吠えるということです。
そのため初めて犬を飼う人にとっては正直飼うのが大変に感じると思います。他のサイト等ではあまりこのことに触れられていませんが事実です。
なぜそのようなことが言えるのかというと私の実家で幼少期に飼っていたからです。
シェルティという愛称のもと、見た目も丸くて可愛いことから飼ってしまったのですがあまりに吠えるので近所から相当嫌がられていました。
たまに大人しい子もいるのですが、シェトランドシープドッグ全体からするとかなり稀有なケースです。多くの個体はよく吠えます。
そのため番犬目的や吠えても近隣から苦情が来ないような環境であればおすすめしますが、都会のマンションでの飼育などは100%止めた方が良いと思います。
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