肥満犬におすすめ!カロリーから考える種類別おやつの選び方
室内などで犬を飼っていると、どうしても人間が食べているごはんやお菓子などを上げてしまい丸々に太ったチワワやパグなど本来の標準体型とは大きく異なってしまったバランスの悪いワンちゃんを見かけることがあります。
お腹が地面につきそうな小型犬を見かけると脚に負担がかかっているのかしんどそうでした。
愛犬が可愛いのは犬を飼っている人なら誰しもそうですが、だからといってエサやおやつのコントロールせず与え続けるのはかえって犬がかわいそうです。
今回は100㌘当たりのカロリーを紹介しながら犬のおやつの種類とその選び方についてお話したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
犬のおやつの種類
細かい商品名は別として犬のおやつには大きく分けて8つの種類があります。まずはそれらを1つずつ見ていきましょう。
肉系
主に大型犬などを飼っている人の場合、肉系のフードやおやつは必ず与えている人も多いと思います。
種類には砂肝(259㌍/100㌘)や牛の横隔膜(557㌍/100㌘)などがあり、特徴として全体的にカロリーが高いです。そのため与え過ぎは体によくありません。
だいたい1日に20㌘程度までにしましょう。
骨系
豚の骨を長時間かけてスモークにしたもの(431㌍/100㌘)や牛の骨(296㌍/100㌘)などこちらも大型犬が大好物のおやつです。
体が大きい分高カロリーのおやつを摂取しても良いのですが、肉系おやつ同様与え過ぎに注意すればOKです。
ガム系
犬のおやつというとこのガム系を思い浮かべる人も多いと思います。
現在は牛皮ガム(399㌍/100㌘)や馬のアキレス(110㌍/100㌘)など犬も一気にかみ切れるおやつではないため長く持つのが特徴です。
歯磨き効果もあるので一度に全部食べさせず途中で取り上げればカロリーも低めに抑えることができます。
魚系
脂の多いサーモンやヘルシーな煮干しなどは人気が高いです。
サーモンフィレなどは479㌍/100㌘と高カロリーなので少しずつ与えると良いですね。
ワカサギなどはカルシウムを多く含んでおり318㌍/100㌘と控えめなためおやつとしては与えやすいです。
ジャーキー
こちらも犬のおやつといえば定番ですね。
ジャーキーにもビーフジャーキーの他マグロジャーキーなど魚介系もあるので選ぶ楽しみもあります。ワンちゃんも種類を変えて与えれば喜ぶかもしれませんね。
厚切りのビーフジャーキー360㌍/100㌘、マグロジャーキー307㌍/100㌘、カンガルージャーキー105㌍/100㌘。
クッキー・スナック
人間用のクッキーでもそうですが、手軽に食べることができるため結果的に量を多く摂取してしまうのがクッキー系のお菓子です。与え過ぎに注意したいですね。
野菜と果実のクッキー(490㌍/100㌘)、紅イモボーロ(248㌍/100㌘)などがあります。
果物
イチゴやバナナ、オレンジなど生の果物も犬のおやつになります。
果物のいいところは何といっても低カロリー。
イチゴ(34㌍/100㌘)、バナナ(86㌍/100㌘)、オレンジ(30㌍/100㌘)与え過ぎるということは少ないと思いますが、低カロリーなおやつは量を多く上げてしまっては意味がないです
野菜
おやつと言えるかどうかは微妙なところですが、玉ねぎやネギなど中毒症状が出てしまう野菜類を除いたカボチャ(82㌍/100㌘)やニンジン(16㌍/100㌘)、キャベツ(19㌍/100㌘)などは果物以上に低カロリーなので太り気味のワンちゃんにはおすすめしたいおやつの1つです。
まとめ
冒頭でも太り過ぎのチワワについてお話しましたが、どの犬種にもその犬種にふさわしい理想の体重幅があります。
JKC(ジャパンケネルクラブ)では犬の犬種標準が定められており自分の愛犬がどれくらいの体重であれば健康的な体形なのかを知ることができます。
人間と同様に犬も肥満になると関節や心臓、肝臓などの内臓にも負担がかかり病気になりやすいです。愛犬の健康のためにも飼い主である人間がおやつをコントロールしてあげることが大切ですね。
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